ホワイトニング whitening
ホワイトニングのメリット
笑ったときに見える白い歯は、健康的で若々しい印象を与えます。
ホワイトニングで白い歯になれば、さらに笑顔が増して魅力的になります。
接客業など、人前に出る仕事をされている方はもちろん、成人式や結婚式など大切なイベントの予定がある方は、思い出の写真に、ホワイトニングでキレイな白い歯になった素敵な笑顔を残しませんか。
歯に色がつく理由
歯の着色汚れのことを「ステイン」といいます。
ポリフェノールが含まれるカレーやコーヒー、赤ワインなどを多く摂取するとステインが形成され、少しずつ歯に付着して歯を黄色くさせます。タバコのヤニも歯を黒く変色させる原因です。
また、加齢が原因で歯が変色することもあります。歯の表面のエナメル質が年とともに薄くなり、内部の象牙質が透けて歯が黄色く見えるのです。
歯科医院で行うホワイトニングは、薬剤を使って治療するので、歯の着色汚れにも内部からの変色にも効果が期待できます。
当院のホワイトニング
歯科のホワイトニングは、歯の黄ばみを削り取るのではなく、専用の薬剤を使って歯の内部から白くしていきます。
●ホワイトニングの種類
① 「オフィスホワイトニング」…歯科医院で行うホワイトニングです。
② 「ホームホワイトニング」…専用のマウスピースを使って自宅で行うホワイトニングです。
③ 「デュアルホワイトニング」…オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを並行して行います。
当院では、自宅で行う「ホームクリーニング」を取り扱っております。
ホームホワイトニングのメリットは?
- 歯科医師の指導のもと、自宅などお好きな場所で、自分のペースで行えます。
- 何度も通院しなくてもいいので、プライベートの時間がとりにくい方でも続けられます。
- 色持ちが良いので、白さを長く維持できます。
ホームホワイトニングは、歯科でオーダーメイドのマウスピースを製作し、薬剤の処方を受けると、あとは好きな場所で気軽に行えます。
マウスピースに専用の薬剤を入れて装着し、理想の白さになるまで毎日続けます。
オフィスホワイトニングのように短時間で効果が出るものではないですが、時間をかけて白くしていくので、白さが長持ちしやすいです。
持続期間の目安: 約1~2年
※生活習慣により、個人差があります。
<料金>
ホームホワイトニング22,000円 ※自由診療です。
ホームホワイトニングのデメリットは?
自宅で施術を行うので、濃い薬剤が使用できません。
そのためマウスピースの装着時間が長くなり、効果が実感できるまで時間がかかる傾向にあります。
「毎日するのも自分で行うのも面倒……」という方には少し難しいかもしれないですね。
ただ時間をかけた分、白さは長持ちするので一長一短といったところでしょうか。
また、ホームホワイトニングをされた後は再着色に注意しましょう。色の強い飲食物やタバコは控える、飲食後はうがいをするなど、ちょっとしたことに気をつけると効果が長持ちします。
オフィスホワイトニングとの違い
「オフィスホワイトニング」とは、歯科医院で歯を白くする治療法です。
専用の薬剤とその効果を高めるライトを使用して行い、短期間で歯を白くすることができます。
ホームホワイトニングより高濃度の過酸化水素という薬剤を使用します。これは薬事法により、歯科医と歯科衛生士しか取り扱えません。
ホームホワイトニングの流れ
1.カウンセリングと記録
カウンセリングで、どれくらい歯を白くしたいのかを確認します。また、ホームホワイトニングに関する注意事項や、メリットやデメリットを丁寧に説明します。期間や費用にご納得いただけたらホワイトニングを始めましょう。
ホワイトニング効果の比較のため、現在の歯の色を記録に残し、患者さんのご希望の白さを確認しながら薬剤を選びます。
2.マウスピースの製作
自宅で使用するマウスピースを作ります。
このマウスピースは患者さんの歯の型を取って作られるオーダーメイドで、一人ひとりに合わせたものを製作します。
3.ホワイトニング開始
自宅などお好きな場所で、都合の良い時間帯から始めましょう。マウスピースにホワイトニングの薬剤を注入したら、マウスピースを装着します。
装着時間は歯科医師の指示通り従ってください。
マウスピースは一度使用したらそのつど水洗いしましょう。
よく乾燥させてから専用のケースに入れ、失くさないように保管してください。
ホワイトニングを始める前に注意してほしいこと
- 治療の効果には個人差があります。
- 治療中や治療後に、歯や歯ぐきに痛みを感じたりしみたりすることがあります。数時間から数日でおさまる一時的なものです。ご安心ください。
- 神経を抜いたため黒くなった歯や、抗生物質(テトラサイクリン系)を摂取したことによる副作用の変色、加齢による重度の黄ばみ、生まれつき何らかの原因で変色している歯など、さまざまな要因によってご希望の白さにならないことがあります。
- ホワイトニング後に歯の色が後戻りする可能性があります。治療期間中は食生活に気をつけましょう。
以下の方は、ホワイトニングをご遠慮いただいております。
- 妊娠中や授乳中の方…お腹の赤ちゃんや授乳中の赤ちゃんに影響を与えるおそれがあります。出産、卒乳後に治療を受けることをおすすめしています。
- むし歯や重度の歯周病の方…ホワイトニングの薬剤の影響で知覚過敏になる可能性があります。むし歯や歯周病の治療を優先させましょう。
- 入れ歯や差し歯の方…人口の歯にはホワイトニングの効果はありません。
- 無カタラーゼ症の方…ホワイトニングの薬剤を分解できないため、ホワイトニングは行えません。治療前に問診や検査で確認します。
- エナメル質・象牙質形成不全の方…エナメル質にキズやひびが入っている、歯周病などで象牙質がむき出しになっているなどの症状がある方は、薬剤が浸透しすぎて歯の神経に影響を与える可能性があります。
治療前のカウンセリングでお気軽に悩みをお聞かせください
ホワイトニングの治療をはじめる前にカウンセリングを行い、患者さんのお悩みをおうかがいしています。
どれくらい歯を白くしたいかなどのご希望や、お悩みをお聞かせください。鏡を見ながら今の歯の色を確認し、シェードガイドという歯の色の見本を使って相談しましょう。
また、ホワイトニングのメリットやデメリットを説明し、リスクや注意事項を確認していただきます。同時に治療の費用等も提示しております。
なお、治療前にお口の中の写真を撮影しますので、治療後の歯の色の変化が実感できます。
ホワイトニングの効果を、実際に目で見て確認していただけます。
色持ちをよくするためにホワイトニング後のメンテナンスを
ホワイトニングの治療が終わりましたら、白さの効果を長持ちさせるために注意事項などの説明をさせていただきます。
また、白くなった歯を維持するためのブラッシング指導も行っております。
治療後は着色汚れの原因となるポリフェノールが含まれる飲食物や濃い色の食べ物、タバコ等を控え、食生活を工夫して、白い歯の生活を楽しんでください。