こんにちは。 泉区泉中央の「加茂谷矯正歯科」です。
矯正治療中でも、みなさん、しっかりお食事をされていますか? 「矯正装置に食べ物がからまる」「歯磨きがめんどうだからあまり食べたくない」など、矯正治療中のお食事に悩まされているというお話を聞きます。
今回は、矯正中だからこそ、しっかりとって欲しい栄養のお話と、おすすめメニュー紹介などの、お食事のアドバイスをさせていただきます。
栄養バランスのとれた食事は、下記のメニューを組み合わせたものになります。
● ごはん・パン・麺類などエネルギー源になる「主食」
● 肉や魚・卵や大豆など、主にタンパク質を多く含む「主菜」
● 野菜やきのこ、海藻などビタミン・ミネラル・食物繊維を多く含む「副菜」
● 不足している栄養素を補うための「汁物」
特に、矯正中に特に注意してとるべき栄養素はカルシウムと、その吸収を助けるビタミンDです。 歯の大部分は、ほとんどがカルシウムの象牙質でできています。
そして、どれだけカルシウムを摂取しても、ビタミンD が不足していると、体内には吸収されなくなってしまうのです。
食生活が豊かな日本人ですが、カルシウムは全世代で不足しているというデータがあります。カルシウムは、もっと意識して摂取すべき栄養素なのです。
カルシウムを多く含む食べ物は、牛乳やチーズなどの乳製品です。
ビタミンDを含む食べ物は魚で、特にサケの含有量が多いです。天日干しの乾燥シイタケもおすすめです。
矯正中のお料理のコツは、噛む力をあまりかけずに食べられる柔らかい料理を選ぶことです。 例えば、固い野菜も柔らかく煮込まれた、シチューなどはいかがでしょうか。牛乳を入れて煮込めばカルシウムもとれますし、サケが入っていればビタミンDも摂取できます。
当院では、矯正中でも食事を楽しんでもらいたいと、いろいろなアドバイスをしています。
肉や魚、野菜も必要な栄養源です。工夫をすれば、矯正中でもおいしく食べることができます。 長い矯正期間をできるだけ負担に感じることなく過ごされるように、経験豊富な矯正のスペシャリストである「日本矯正歯科学会 認定医」が相談にのります。まずは、お気軽にご来院ください。